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2026/09/10 20:02


「奈良県産・幻の楠」――そのクスノキ、本当はどこの木?

今回は、少し回りくどいお話になります。

なぜなら、このクスノキがどこの神社のものなのか、公開の場では書くことができないからです。

ただ、せっかく手に入った貴重なクスノキを「奈良県産・幻の楠」という名前だけで販売することには、どうしても違和感があります。

そこで、桜井市に縁がある私の知っている経緯を、できるだけ分かりやすくお伝えします。


奈良県桜井市にある、歴史ある神社

その神社があるのは、奈良県桜井市。

「日本最古の神社」として知られ、三輪そうめんでも有名な場所です。

その神社の参道では、拡張工事が行われることになり、長年そこに立っていたクスノキが伐採されました。

ここで大切なのは、

この伐採は違法なものではありません。

奈良県が発注した公共工事に伴うもので、必要な手続きを経て行われたものです。

そして、伐採されたクスノキは適正な手続きを経て払い下げられ、その木材からブレスレットが製作されました。

つまり、

「どこからか勝手に持ち出された木」でも、
「無断で伐採された木」でもありません。

正規の手続きを経て、製品になったクスノキなのです。


ところが、ここから問題が起こります

ブレスレットが製作される頃になって、神社側から奈良県に対して、

「なぜ廃棄処分にしないのか?」

「払い下げられた木が、神社の名前とともに製品として販売されることになるのではないか?」

といった懸念が伝えられました。

しかし、その時点ではすでに木材の払い下げは完了しており、ブレスレットも製品として完成していました。

今さら木材を回収することもできません。

そこで、ブレスレットを販売する業者側でも、

これ以上問題を大きくしないため、神社の名称を商品名や販売ページなどで使用しない

という申し合わせがされました。

そして販売時には、

「奈良県産・幻の楠」

という名称が使われることになったのです。


「奈良県産・幻の楠」だけでは、本当のことが伝わらない

ここが、私自身が一番悩んでいるところです。

「奈良県産・幻の楠」という名前だけを見れば、確かに間違いではありません。

でも、それだけでは、

「いったい、どこのクスノキなの?」

という疑問に答えることができません。

奈良県産。

それだけでは、あまりにも情報が少ないのです。

しかも、このクスノキを使ったブレスレットは決して安いものではありません。

だからこそ、

本当にこの木の由来を知ったうえで、大切に身につけたいと思う方に届けたい。

そう思っています。

一方で、小売店としては販売時にどこまで説明してよいのか、非常に悩ましい商品でもあります。


なぜ「限定公開」にするのか

そこで、今回のクスノキについては、一般公開の記事ですべてを書くのではなく、

minneの限定公開「レター」

で、より詳しい経緯をお伝えすることにしました。

「なぜ神社の名前を書けないのか?」

「どういう経緯でこのクスノキが払い下げられたのか?」

「なぜ『奈良県産・幻の楠』という名前で販売されることになったのか?」

そのあたりを、できるだけ分かりやすくまとめています。


本当に知りたい方へ

今回のクスノキは、単なる「奈良県産のクスノキ」ではありません。

長い年月を神社の参道で過ごしてきた木が、公共工事によって伐採され、その後、正規の手続きを経て木材として払い下げられ、そして現在はブレスレットとして新しい形になっています。

だからこそ、

「どこの木なのか分からないまま売る」のではなく、知りたいと思ってくださる方には、その背景まで知っていただきたい。

そんな思いで、今回この話を書きました。

詳しい経緯については、minneの限定公開「レター」でお読みいただけます。

minne限定公開「レター」を読む

また、実際に販売しているブレスレットの商品ページにも、今回の経緯をできる限り詳しく記載しています。

「奈良県産・幻の楠」ブレスレットの商品ページ

「なぜ幻なのか?」

その理由を知っていただければ、このクスノキを見る目も少し変わるかもしれません。

ここ「BASE店」では『奈良県産 幻の楠』としてご紹介しています。
「minne店」と同じブレスレットです。

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